あんびるやすこだより
南フランス・色さがしの旅…2010年5月(1)

どくしゃのみなさん、こんにちは。

どくしゃのみなさん、こんにちは。
ゴールデンウィークには、どんなたのしいことをしてすごしましたか?
わたしは、南フランスへ「たび」にでかけました。
「たび」には「もくてき」があるものですが、南フランスへでかけたのは、「色さがし」のためです。
今日は、そのことをおはなししましょう。

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わたしは絵がすきなので、「色」にもとてもきょうみがあります。
みなさんは「赤」にも、いろいろな「赤」があることを知っていますか?
日本人は、こいべに色と黄色がおなじ強さでまじりあった「赤」がすきです。これは国旗「日の丸」の赤で、とてもあざやかな色。
けれど、中国や韓国の人たちは、もうすこしオレンジ色の「赤」をうつくしいと感じます。
ヨーロッパの人たちが好きな「赤」は、日本ほど鮮やかでなく、少し黒みかがったふかくてしぶい色のこと。
それから、日本人は「空色」から「あい色やこん色」までのあいだにあるいろいろな「青」をみわけるのがとくいですが、ヨーロッパの人たちはたくさんの「みどり色」をつかいわけるのがとくいです。

ヨーロッパのひとたち、とひとことでいっても、住んでいる場所によっても、すきな色は違っています。
とくにフランスは、あざやかでやさしい色をつかうのがとくい。色の「くみあわせ」もとくいで、むかしからうつくしい「布」をつくってきました。
さすがファッションの国ですね。
そんなフランスの中でも、南フランスでよくみかけるのは、「明るいけれど、おちついたあたたかい色」。
わたしは、そんな色をさがしに南フランスへでかけました。

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わたしの「色さがし」のたびのおはなしはここまで。
次のあんびるたよりでは、たびにでかけるまえに東京でひらかれたサイン会のお話をしましょう。
どうぞ、つぎのあんびるたよりもよんでくださいね。