あんびるやすこだより
てんらんかいと、サイン会のお知らせ…2014年3月

読者のみなさん、こんにちは!
すこしずつ春がちかづいてきましたね。
今日は、「こどものほんの画家たち展」というてんらんかいと、サイン会のお知らせです。

まずは、みなさんに会えるサイン会から!
3月22日(土)に日本橋の本やさん「丸善(まるぜん)」で、11時からサイン会をします。
くわしいことは※ここにリンク先を入れてください
今回は東京なので、来やすい場所にすんでいる読者のみなさん、ぜひ来てくださいね。
みなさんに会えるのを楽しみにしています。

次にてんらんかいのこと。
3月19日(水)~3月25日(火)まで、サイン会をやる日本橋「丸善(まるぜん)」で、こどもの本の絵をかいている画家186人があつまって、てんらんかいをします。
じつはサイン会も、このてんらんかいのイベントのひとつなのです。
てんらんかいの名前は「こどもの本の画家たち展2」。(1はおととしひらきました)
わたしも二枚の絵をだします。

どんな絵をだすのか、ひとあしはやくみなさんにお知らせしますね。

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まず一枚めは「魔法の庭ものがたり」の1巻のひょうしの絵のジクレ。
ジクレは版画のなかまですが、そう言われなければホンモノだと思ってしまうほど、きれいに仕上げられた複製画(ふくせいが)です。ジクレは枚数をきめて作るので、それが何枚目にあたるのかが、絵のはしっこにサインといっしょに手書きしてあります。このジクレは30枚つくり、てんらんかいには1枚目だけをだしました。

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もう一枚は、「なんでも魔女商会」のコットンをテーマにかいたイラスト。
もともとは「なんでも魔女商会」のふろくのためにかきました。この絵はこの世でただ一枚の原画(わたしがかいたそのままの絵)です。

さて、このてんらんかいは、ふつうとちょっと違っています。
それは、てんらんかいの絵をほしい人に買ってもらって、そのお金を震災でひがいをうけた保育えんへ「きふ」するというところ。
このような形のイベントは「チャリティ」とよばれます。
もしじぶんの近くにつらいめにあった人がいたら、誰だってじぶんにできることをしようと思いますね。
わたしたちは画家なので、震災にあったこどもたちを、とくいな絵をかくことでおうえんしたいと考えました。
どくしゃのみなさんがてんらんかいに来て、わたしたちの絵を見てくれたら、とても嬉しいとおもっています。
では、またつぎのお便りでおあいしましょう。
             
                            あんびるやすこ