読者のみなさん、こんにちは!
ずいぶん長い間、このお便りを書くのをさぼってしまって、ごめんなさい。
きょうは来月からはじまるチャリティ展覧会のことと、
読者がつくったかわいいマスコットのお話をしたいと思います。
ちょっと長いけれど、さいごまで読んでくださいね。
東日本の悲しい震災からもうすぐ1年。復興にはまだまだ支援が必要です。
そこで、絵本の画家たちがあつまって、自分たちの絵を売って、そのりえきを寄付するチャリティ展覧会をすることにしました。
絵を買わなくても、たくさんの画家の絵が見られるたのしい展覧会です。
ぜひ、見に来てくださいね。
私は、3月10日(土)の1時〜3時のあいだだけ、展覧会の会場にいます。
その時ちょうど見に来てくれた読者のみなさんには、お会いできるかもしれませんね。
たのしみにしています。
『こどもの本の画家たち展』
3月8日(木)〜14日(水)丸善日本橋3Fギャラリー
くわしくはこちら==>
さて、わたしがこのチャリティ展で販売する絵は2点です。
ひとつめは、「なんでも魔女商会」のポストカード用にかきおこしたイラスト(原画)です。
この絵は小さいけれど、しょうしんしょうめいの直筆原画。
わたしがホワイト(白いポスターカラー)で絵を修正したあともはっきり見えてしまっていますが、それもこれが原画であることの証拠(しょうこ)なので、楽しんでもらえたらうれしいと思っています。
魔女商会のイメージに合わせて、赤い額にいれました。
ふたつめは「魔法の庭ものがたり」の10巻『わがまま姫と魔法のバラ』のひょうしのイラストのジクレです。
ジクレというのは、「複製画(ふくせいが)」のこと。
コンピューターの画像情報を印刷する方法で作られる一種の版画です。
水彩画のジクレはホンモノそっくり。複製画であることを知らされなければ、原画と見分けがつかないほどです。
このジクレは、今はまだ8枚しか刷っていないので、その中の一枚ということになります。
みなさんが持っている本の表紙のイラストは、わたしがかいた原画を縮小(しゅくしょう)して印刷しているのですが、このジクレはわたしが描いたサイズのまま。本にくらべてひとまわり大きな原画サイズです。
ジャレットのおしゃれなイメージにあわせて、まっ白な額にいれました。
さて、お値段が気になりますか?
じつは、このチャリティ展の絵は、「誰が描いたどの絵」であっても、みんな同じ値段。
どの絵も「10500円」で販売していて、ほしい人は会場で買うことができます。
では次に!
かわいいマスコットのおはなし。
読者のみなさんとお会いした時、すてきな手作りのアクセサリーやマスコットを見せていただくことがあります。
そのできばえには、いつもびっくり。すっかりかんしんしています。
そんな中でも、どくしゃのみなさんにも見てほしい!と思った作品をごしょうかいします。
きょねんの11月。「ジャレットのティーパーティ」にきてくれた美咲ちゃんが作ったマスコットです。
わたしも、へんしゅうのまりっち、ゆきっちも、ほしくなっちゃうくらいかわいかったです。
美咲ちゃん、すてきな作品を見せてくれて、ありがとう!
では、またつぎのあんびる便りでお会いしましょう!
あんびるやすこ