読者のみなさん、こんにちは!
このお便りはいつも月はじめに書くようにしているのですが、先月はさぼってしまいました。
ほんとうにごめんなさい。
なにごとも、きちんとつづけるというのは、たいへんなことですね。(はんせい)
そういうことで、こんかいは2か月分、いつもよりちょっとながいおたよりをかこうとおもいます。
もうだいぶまえのことになってしまいましたが、3月には、大阪と東京で3回のサイン会がありました。
今回も、たくさんの読者のみなさんにお会いできて、とてもうれしかったです。
サイン会では、魔女商会でナナがつくりかたをせつめいしているアクセサリーをつくったのを見せてくれたり、つぎの本にはこんな話をと、リクエストしてくれたり、みなさんから、楽しいおはなしをたくさんきくことができました。
大阪では、なかよしふたりぐみの女の子から、キャロットのぬいぐるみをいただきました。
なんとっ、きせかえお洋服付き!
東京では、いぜんシルクのコスプレできてくれた女の子が、こんどはルルのコスプレできてくれました。
ピンクのふんわりスカートがかわいくて、岩崎書店のひとたちもおおよろこび。
サイン会にきてくれたたくさんの女の子たち、みんなみんな、ほんとうにありがとう!
大阪でも東京でも、「これで2かいめ」といってあいにきてくれた読者もいて、とても感動しました。
しばらくは、サイン会のけいかくはありませんが、またみなさんにあえる日を、たのしみにしています。
さて、今回は、わたしの絵について、すこしかいてみようと思います。
プロフィールをよんだひとなら、もうしっているとおもいますが、
わたしは「絵の学校」にいったり、ちゃんと絵をべんきょうしたことがありません。
それどころか、わたしの絵は、ひどくヘタで、小学校でも中学校でも、いちども賞をとったことがないのです。
ですから、わたしがしょうらい、絵をかくしごとをするだろうとは、だれもおもわなかったと思います。
そんなわたしが、どうして「まあまあ絵がじょうず」になり、「絵をかくひと」になれたと思いますか?
それには、とてもかんたんな「りゆう」があります。
絵をかいているとき、いつもドキドキして、
むちゅうになって、とってもしあわせなきもちになれたからです。
それは「すき」ということ。
そして、「すき」はじょうずになれる、いちばんのちかみちなのです。
ですから、みなさんも、じぶんの「すき」なことをだいじにしてください。
はじめから、じょうずでなくてもいいのですから。
どんなに「じょうず」なひとも、さいごには「すき」なひとにはかなわない、とわたしは思っています。
では、またつぎの「あんびる便り」でおあいしましょう。
2009年5月14日 あんびるやすこ