あんびるやすこだより
お話の作り方…2009年2月

読者のみなさん、こんにちは!

1月は、みなさんからたくさんの年賀状や、クリスマスカードのお返事をいただきました。
どのお手紙も、とてもたのしくよませていただきました。
おかげで、元気いっぱいです。
どうもありがとう!

さて、そんなお手紙の中に「お話を考えるとき、たいせつなことは何ですか?」という質問がありました。
そこで、今回はその答えを考えてみたいとおもいます。

たいせつなことは、色々あるとおもうのですが、まず思いついたのは、「本をかくのは、たいせつなひとにおくる「プレゼント」をえらぶのににている」ということです。

みなさんは、ともだちやかぞくへの「プレゼント」をえらぶのになやんだことが、ありませんか?
自分でないだれかがよろこんでくれるものをさがすのは、たのしいけれど、むずかしいことです。
プレゼントをもらって、そのはこをあけたとき、自分がほんとうにほしいとおもっていたものがはいっていたら、うれしいですよね。 でも、おもってもいなかったものがはいっていても、それがとてもやくにたったり、あたらしいことへチャレンジできたりするものだったりしたら、これもすてきです。

ゆきだるまわたしは、自分のかくお話も、そんなプレゼントをえらぶようにつくっていきたいとおもっています。
ほしいもの、やくだつもの、あたらしい自分とであえるものをうけとれた・・・・、本をよみおわったとき、みなさんがそうおもってくれることが「たいせつ」だと考えているからです。

「なんでも魔女商会」のあたらしい本「セールス魔女はおことわり」は、みなさんのまちの本屋さんに、もうならんでいるでしょうか?

この本が、みなさんにとって「すてきなプレゼント」になったら、とてもうれしいです。

今月28日(土曜日)に丸の内の本屋さん「丸善」で
サイン会をすることになりました。
東京や、そのちかくにすんでるみなさんにおあいできるのを、心からたのしみにしています。

では、またつぎの「あんびる便り」でおあいしましょう。

2009年2月6日 あんびるやすこ